目立たない矯正
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舌側(ぜっそく)矯正(男性・40代)
どうしても矯正装置は見られたくない・・・という方に
透明なブラケットでも、やっぱり人に装置を付けているところを見せたくない・・・そんな方のために考案されたのが、外からは見えない「舌側矯正」です。歯の裏側に矯正装置をつけるので、別名裏側矯正ともリンガル矯正とも呼ばれています。歯並びの状態によって向き・不向きはありますが、お気軽にご相談ください。
治療詳細
- 主訴:
- 上下前歯の歯並びの不正
- 検査方法:
- 矯正検査(レントゲン検査、模型検査、各種写真診査、および診察)
- 診断結果:
- 叢生
- 治療方法:
- 舌側矯正装置による治療
- 治療費:
- 120万円(税込)
- 治療期間:
- 2年
- 通院回数:
- 25回
メリット&デメリット
メリット
- 表から見えないので、見た目を気にせず治療が可能です。
- 裏側は絶えず唾液で潤っているため、むし歯菌が繁殖しにくいです。(でも、矯正をしていない時よりはブラッシングがしにくくなりますので、丁寧に行ってくださいね!)
デメリット
- 料金が唇側矯正より高い。
- 舌感に慣れるまで時間がかかり、しゃべることが職業にかかわる人には努力が必要。
- チェアータイムが唇側の方よりは長い。
よくあるご質問
Q
子供でも舌側矯正ができますか?
A
可能ですが、口腔育成、口腔内機能(発音、嚥下)が完成するまで、おすすめはしていません。
Q
上は裏側、下は表側という治療もできますか?
A
可能です。
Q
表側の矯正より治療期間が長いと聞きましたが・・・?
A
ほとんど同じ症例であれば、治療にかかる期間はほぼ同じです。ただし、1回の診療時間は長めです。
目立たない矯正:クリアなプレートを使った矯正
取り外せる透明な矯正装置
透明なプレートを使用して歯を動かしていくので装置をつけていても目立ちません。
通常のブラケットのついた装置での治療が終了した後、微調整に使用することもあります。歯並びの状態によって向き・不向きはありますが、お気軽にご相談ください。
メリット&デメリット
メリット
- 透明なのでほとんど目立ちません。
- 自分で装着、取り外しできます。お手入れもしっかりできます。
- 食事の時は外していただきますので、ものがつまったりすることがありません。
デメリット
- ブラケットでの矯正より治療費が高めです。
- 治療に合わせて型を取り直し、2週間ごとに装置を変えていく必要があります。
- 歯を大きく動かすような症例には向きません。
よくあるご質問
Q
子供でもクリアなプレートを使った矯正ができますか?
A
可能です。
Q
外れてしまうことはありませんか?
A
食事の時は外しますので、問題ありません。歯型が変わるのにあわせて、定期的に装置を作り直し調節します。
Q
表側の矯正より治療期間が長いと聞きましたが・・・?
A
ほとんど同じ症例だと、長くなります。
~矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について~
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりする事が重要です。また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の噛み合わせにあった状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる事があります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻す事は難しくなります。